男嫌いの私とメンズ温泉

天高く馬肥ゆる秋。
一気に涼しくなりましたね。
皆様、健やかにお過ごしでしょうか…
 
 
などと考えていると、自然と頭の中に浮かんでくるのがそう、「推し」の方々です。
いつもうっすらメンズ温泉のことを考えてはいる日々をもうずっと続けているのですが、やっぱりこの時期思い出すのは昨年引退を発表された加藤貴宏さんのことだったりとか。お元気かな…。
 
(最後の出演作、

outrage-movie.jp

は明日10月7日公開ですね!!)
 
 
私は推しなどという言葉を使い始めたのは最近で、基本的に好きなものは友達と共にというよりはだいたい単独参加でした。
好きなタイミングで好きになり、壁打ち気味に好きをつぶやき、なんとなく同好の士と共有したりしなかったりしつつ気持ちが落ち着いてゆく流れが多かったのですが。
メンズ温泉のイベント後、Twitterのフォロワーさん数人にお声かけさせていただいてお話する機会を持てて、その後も交流が続いていることでいろいろな応援の仕方や、気持ちの持ち方があるんだなあというのを知ることができました。
何が正しいとかいう話ではないけれど、それらの経験は私の芽生えたての「応援したいという気持ち」を成長させてくれたり、言葉や形にする手助けをしてくれています。
 
メンズ温泉を、推す理由についていろいろ考えている中で思ったことがあって。
 
今まで割と、「ここが凄いの!」「だから見て!!」って方向でまとめようって頑張ってたんですよ。
もちろんそのプッシュの仕方は基本スタンスでやっていきたいんですけど、
私って結構、その、ネガティブなこともたくさん考えるので。
というか、メンズ温泉って疲れた女性を癒すって言っているので、傷や疲れみたいなそういうネガティブな状態を和らげてくれるのが「癒し」だとすると、ちょっとネガティブな部分を見せてもいいのかなと思うんですよね。
 
だから大々的に独立した記事にするのはちょっと気が引けるんですけど、ちょこっとここに書くことにします。
 
 
私は、男の人が苦手です。
(えー?って声はとりあえず今は吸い込んでおいてください)
 
男の人と、面と向かってやりとりをするのが主に苦手です。
もっと言うと、苦手といえばまだ優しい印象ですが、嫌いと言っても過言ではなく、怖いというよりは嫌気がさす方の感情が近いです。
もともとはそうでもなかったのですが、大人になるにつれさまざまな経験をした(とはいえさほど壮絶な人生があるわけではないのですが)結果、「男なんて…」という想いが染みついてしまいました。
もちろん、全員が全員そういった人ばかりではないのは頭ではわかっているし、例外だっているし、そういったくくりではなから拒絶するなんて愚かなことだし、自分にだって原因があるのですが。
 
男の人を目の前にすると、顔には笑顔を浮かべていても反射的に体の芯がギシッと強張る感じがしてしまいます。
 
数年前までは「なんとなく」だったそれも、今となってははっきりと自覚できるようになってしまいました。
話していると態度や言葉の端々に感じる”特有の何か”に過敏に反応してしまい、過去の嫌な体験と重ね合わせてしまって、どうしても純粋に相手を見ることができなかったり。
 
どうも容易く男性に辟易してしまうのです。
 
 
そんな私が、男しか出てこない男の魅力を前面に押し出した、メンズ温泉をお勧めする理由。
 
それは、メンズ温泉が
「男性や、男性の集団のいいところだけ抽出して作り上げた理想郷のような番組」だからです。
 
もちろんこれは、私がもともと男嫌いではないことが前提条件だとは思うので、もともと嫌だという人には当てはまらないと思います。
 
でも、私みたいに思ってる人って世の中に少なくはないのかもしれないなって。
これは、メンズ温泉の演出を担当されたペヤンヌマキさんのエッセイを読んで共感した部分でもあるのですが、過去の体験がコンプレックスになり、男性に期待できなくなった人は確かにいて。
 
そういう人が作る側にいるので、だいぶ精神的な負担となるような「アク」が取り払われているのです…!
 
 
そう!
全部なんて見る必要ないんです、いいとこだけ見てられるのがいいんです!!!!!
(失礼な、勝手なこと言ってるのは承知の上です!完全に自分本位の楽しみ方なのでご容赦ください…)
 
 
だからね、
 
 
メンズ温泉って「どうせ男なんて…」って思ってる人にこそ見てほしいんですよ!!!!!!
 
 
 
 
傷なんてなかった痛みなんて知らなかったあの頃に戻って胸いっぱいのときめきだけを感じられる番組なんですよ…!!!!!!
 
 
 
 
 
光の粒みたいなキラキラしたエッセンスをひたすら浴び続ける30分なんですよ!!!!!!!!
 
 
 
 
もうこれは、癒しを超えてなんらかの療法ではないかと思うほど。
 
人間、何かに望みを持てなくなるというのは大なり小なりそのあとの人生の幅を狭め、動きづらくします。
私はそれが、病にも似た状態に思えることがあります。痛んだり、塞いだり、自棄になりたくなったりしますから。
その病を、快方に向かわせる方法があるとしたら。
 
 
同じ病に、苦しむあなたに一度、お試しいただきたい「メンズ温泉」!!!!!!
 
 
 
 
 (※効果・効能の感じ方には個人差があります)
 
というわけで最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
またあの手この手でお勧めしていきたいと思います。