『女の数だけ武器がある。 たたかえ! ブス魂』ペヤンヌマキ著 感想
よみがえり
はてなさんから「1か月経ったけど何してるんです?」的なメッセージが来ました。
おぉ、こんなの来るんだ…。
んん~~~~そうですね。生きてました。とにかく。
正直ここ数年の生活は、私を少しずつ摩耗させていくような気がしていたんですが、この1か月割ともうカスも出ないレベルで使い切っておりました。
でももう大丈夫。(おそらくしばらくは)大丈夫です。
ちょっと一人旅とかして、自分探し…ではないけど、中身をちょっと取り戻せた感じがします。
あ、かっこよさげに一人旅なんて言いましたけど、オタク旅行です。好きなものを思いっきり楽しむことを1泊2日でしただけで蘇生呪文かかったかな?ってくらい元気になって自分でもびっくりが止まりません。
行くまでは本当に弱り切ってましたし、控えめに言って絶望の淵って感じだったんです。
オタクパワーすごい。完全にNOオタクNOライフ。
まあ人生いろいろありますね~。
これからも生きていくためには、好きなものを思いっきり愛でることが大切だなって骨身にしみてわかった出来事でした。
というわけで。今日このまま行ければ、もうひとつ更新します。
男嫌いの私とメンズ温泉
メンズ温泉紹介~出演者編~
すべての頑張っている、そして疲れた女性達の癒し処『メンズ温泉』…極上メンズによるリアリティショーテイストの温泉番組、BSジャパンにて7月10日スタート!毎週金曜夜11時30分http://t.co/ftuHhNymhL; pic.twitter.com/QyeuJoi2o8
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年6月17日
クラさん、シャッターを切る手が震えそうなほどにセクシーだった・・・ですよね。 pic.twitter.com/YYDFswxwwB
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年11月20日
その日のヤス。 pic.twitter.com/asXdfkObUh
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年11月17日
何してもどこにしてもカッコいい、タカ pic.twitter.com/Bb7JjWcusN
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年11月20日
うさぎとたける pic.twitter.com/AJ6DkNr9rs
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年7月15日
まだ何も知らされていない笑顔のモリショー pic.twitter.com/vYJpl8EjZW
— メンズ温泉 (@mens_onsen) 2015年9月12日
「はっ」
お久しぶりです。
お久しぶりになってしまったことに驚愕しています。
続けてやる気はあったんですけど、突如忙しさの波に襲われて、気が付いたら日付が飛んでました。
お久しぶりです。(2回目)
前のブログからの間に、それでも何をしたかというと読みかけだった本をじわじわ読んだりしました。
その本がこちら。
メンズ温泉で演出など担当されたペヤンヌマキさんのエッセイ。
文庫版が発売されてすぐ購入したのに、その時も忙殺されており読みかけのまま止まってしまっていたのです…。
感想を書こうかなと思ったのですが、ここについでのように書くのでは気持ちが治まりませんのであとでちゃんと独立したエントリにします。します。するんです。(自分に言い聞かせています)
詳しいことはその時書くつもりですが、「この方が居たから私はメンズ温泉をこんなに好きになれたのかもしれない」と思う箇所があったり。
もっとたくさんペヤンヌさんのことを知りたい!って思ったり。
とにかく楽しかったです。
とりあえず近況報告?でした。
2年の時を経て
さてメンズ温泉の紹介記事を、と思ったのですがもうちょっと考えてから書きたいのでとりあえず今日はメンズ温泉と私の話をしようと思います。
なぜ私がメンズ温泉を見始めたのかと言いますと、私の大好きな未来戦隊タイムレンジャーでタイムグリーンを演じていらした倉貫匡弘さんが出演されるというwebニュースを目にしたのがきっかけでした。
男たちの裸で女性を癒すと銘打たれたその記事に、私は初め、
「どうなんだそれ…(苦笑)」という思いしか浮かびませんでした。
そもそもイケメンと呼ばれる人に疎く、(倉貫さんはイケメンですけど)男の人が脱いでもそこまで気持ちが上がった覚えがありません。
面白いな~と思ったことはあるのですが、
嬉しいか嬉しくないかでいうと、
別に嬉しくはないかな…くらいの感覚です。
特に、かっこいいでしょ?こういうのがいいんでしょ?って押し出される系の裸には苦手意識すらありました。
でも倉貫さんがレギュラーとして見られるのは嬉しい!!
あとは、オーディションで選ばれたという割に、ひとり明らかに異質な人が混ざっているぞ!?というのが印象的でした。
どう異質かというと、まず細い。尋常でなく細い。折れちゃいそう。
そして白い。日光浴びたら消えちゃうのでは!?と思う程に白い。
しかも「作家志望」「フリーター」って書いてある…え、一般の人?
この時点でつっこみたい情報が満載なんですけど???
「どや!」って今までメディアが推してきた「イケメン」と全然違う人がいる!
正直私はこの人のビジュアルとても好みなんですけど…!!
このセンスGJと言わざるを得ない!!!!!
と、だんだんと、どういうつもりでこの人が選ばれたのかについて、興味がわいてきました。
そのころの私は、思ったよりもずっとハードな毎日で疲れ切っていたせいと、「ちゃんとした大人であろう」とするあまり自分の好きなことを好きに楽しむことをすっかり忘れて数年が経った状態でした。
今考えると世界は精彩を欠き、心は躍動を捨て去った、生ける屍のような状態でよく過ごせていたなと思います。
その時はそれが普通で「落ち着いた」「歳を重ねるってこういうことだ」と思い込んでいたのだから、恐ろしいですよね。
好きなものを思いっきり好きだって抱きしめることがいかに人間らしく、幸せに満ちていることか!!
この番組で、私は思い出すことができたのです。
そして私の人生は変わりました。
なんの比喩でも誇張表現でもなく、本当に出会う前と後では、考え方が変わったのです。
ただ美しい男の裸を眺めるだけではなく、ほかにも大切なことがたくさん番組の中にちりばめられていたように思います。
もちろん娯楽としてわかりやすく「美しい男の裸」とか「BL風味の仲睦まじい様子」とかそういうものにもたっぷり癒されたしエネルギーももらいましたよ!そこを隠すつもりとかは全然ないんですが!!が!!!!!
好きになって、応援したいと思えたことで得たものだったり、
番組のつくり自体が「女性を癒す」視点でいろんなことを考えつくされていたおかげで「物事のよい面」を徹底的に見ることができて、それによって思い込みがほぐれたりとか。
そういう視点でのお話です。
それまでの私って、いろんなことに見切りをつけていたというか。
好きなものがあったとしても、さらっと好きであればよかったし、自分の中だけで完結したってよかった。
思いはどうせ届かないと思っていたし、届かない思いを伝えることなんて無駄だと思ってました。
それがどうでしょう。
どうせ届かない?届くかもしれないじゃん!やってみようよ!届かなくても、伝えることができるだけ幸せじゃん!
さらっと好きであればいいじゃ足りない!こんな気持ちにさせてくれた人の人生ごと全部応援したい!!イエーーーーイ!!!
みたいな考えに変わったんです…自分でも驚きの大革命です。
(ちょっと怖いですか?私もです)
ほかにも、この気持ちをインターネットの海に放つにあたってどう表現したらよいのか考えた結果、
決めつけたり、押し付けたりするのはやめようとか、否定的な意見を否定で返すのではなく、肯定で返そうとか、自分の自己肯定感の低さを自虐だけでカバーするのはよそうとか。
自分のよろしくない思考の癖を、意識して変えることができたのです。
ありがたいことです~~~~~…(しみじみと)
この姿勢が正しいかどうかとかそんなことは置いておいて私の生き心地が格段によくなりましたよね。
他人がどう思うかではなく、自分がしたいことを、持ってるもので「好き」って言えたらいいんだと気づいたのです。
それまでは、「私なんかの表現は月並みだし、別に私がしなくても誰かがしてるから私がする必要はないな…」みたいな考えでいたのですが、
「同じ意見が1000000あったとしても、そこに1を足すことに意味がないとは言えないのではないか?いや、意味はきっとある」くらいに熱さを持てるようになったというか。
難しい考察とか、分析とか、評論とかできないし、知識もなければ語彙も貧弱だけれど、とにかく「好き!」って言われたら嬉しいから言ってみようかな!くらいにシンプルに考えられるようになりました。
メンズ温泉が終わってから、私は自分でもなんでこんなにこの番組が好きになってしまったのか不思議に思い、色々考えました。
番組を構成する要素を抜き取って「イケメンが旅をする」とか「イケメンが仲良く温泉に入る」とか「イケメンがシチュエーションに合わせてドキッとするようなことをする」とかいう作品を次々と見てみました。
でもどれも違うんです!
もちろん、それぞれにいいところはあるんですが、あんなに心全部光で満たされるような気持ちにはならないんです!!!
だから番組が終わって2年経とうとしている今でもこんなブログ書いちゃうんです!!!!!!
というわけで次こそは紹介記事が書けるといいなと思います。
ひといき
さあ、よくわからない勢いで開設したこのブログですが、書きたかったことがどんどん散り散りになってしまうのを一生懸命追い回したらあの長さ。
慣れません。いつかまとまりのある長い文が書けるようになりたいものです。
でも私のつたない文でも共感してくださる方がいらっしゃったりして書いてみてよかったなあと思います。
ツイートへのふぁぼもありがとうございます。
スターもとても嬉しいです。
スターとかふぁぼとかで思うんですが、「見てるよ!」って気軽に表現できるこのシステムってなかなかニクいやつですよね。
確かに誰かの指が私の文章に対して反応してくれるのがわかるってありがたいことだなあ…。
あ、今日は考えてることそのまま書いているのでまとまりとか特にないです。
ゆるいです。
これから書いていきたいこととしてまずひとつはメンズ温泉の紹介記事です。
いろんな言葉と思いを注いで書きたい。だって好きだから…!
私以前はしばらく毎日のように番組関連のツイートをしまくってたんですが、ある時から結構長い間更新がまばらになったりしてました。
それは愛が消えたわけではなく、とにかく頭の中の妖怪が「サビシイ…サビシイヨォ…」ってすごい勢いでしなだれかかってくるものですから。振り払うのに必死すぎて無理だったっていうのと私生活が忙しすぎたので寂しさに憑りつかれたら死ぬと思ったからです。
なんたって番組ガチ恋勢ですから。
ねえなんで連絡くれないの?みたいな。
ねえなんで続き始まらないの???って何回も着信があっても怖いですよねっていう。
いや実際のところ何万回思ったんだかわかりませんけども。
とにかくそんなツイートでTLを埋め尽くすわけにはいかないという判断から口をつぐんでおりました。
今も寂しさはありますが、この寂しさを思いに変えて、「BL好きな方へ」とか「美しい男子が好きなあなたに」とか「ストーリーを重視する人へ」とか個人的な楽しみとして書けたらいいなと思います。